バカリズム

「青春バカリズム」

仲のいい人たちとただ楽しいことをやる

バカリズムが出演する「青春バカリズム」が、今年5月よりテレ朝動画およびauビデオパスにて配信中。この番組でバカリズムは「青春」をテーマとしたさまざまな企画に臨んでいる。企画会議や東京03角田とのテーマ曲作りの様子など、普段は公開されることの少ない番組の裏側が観られるのも、この番組の特色だ。

先日行われた番組ロケにお笑いナタリー記者が密着。ロケの合間を縫ってバカリズムに#7配信回までの感想を尋ねた。さらに緑豊かなマザー牧場で語らったり、動物と戯れたりしているバカリズムとゲスト・東京03の姿も写真に収めたので、あわせて楽しんでほしい。

取材・文 / 成田邦洋
撮影 / 草間智博

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「青春バカリズム」

「青春バカリズム」
テレ朝動画・auビデオパス 毎週水曜17時配信 出演者 バカリズム

モタモタしているのも含めて面白い

──この取材が行われた時点で配信されている「青春バカリズム」の#7までを振り返っていただければと思います。#1は「記者会見」。番組タイトルや内容が何も決まっていない状態で会見が行われました。

バカリズム

バカリズム

本当に何も決まっていなくて、ガチですね。「どういう内容をやっていくかを、どうしゃべろうか」くらいしか考えていなくて。「青春バカリズム」というタイトルも、あの場で言ったのをスタッフさんが初めて聞いて「えー!」って驚いたみたいで。結果的には、いいパッケージになったんじゃないかなと思います。やりやすくて、つなげやすい。

──何も決めないまま番組を始めることに不安は?

普通は不安なんですけど、この番組に関しては、そういうモタモタしているのも含めて面白いかなー、と。あそこで別のタイトルを言って変な感じになっちゃって、「やっぱ変えましょうよ」ってなったらなったで面白いなと。そういうノリだと思っていたので、それすらも楽しめればと思いました。

──会見で進行役を務めたアナウンス学校に通っているという女性も謎めいた存在でした。一体何者だったのでしょうか。

あいつは知らないヤツです(笑)。初対面で、わざわざ学生さんをスタッフさんが呼んでくださったんでしょうね。

──続く#2は「ガチ会議」でした。記者会見でバカリズムさんが話されたことを受けて、番組について会議が行われています。番組制作の裏側をそのまま見せる、みたいな手法は、以前バカリズムさんが出演された「バカリズム THE MOVIE」(TOKYO MX)を彷彿させるところもあります。こうした手法を得意としているという意識は?

全然。スタッフさんに「番組のいろんなことが決まっていく様子もやりましょう」って提案されて、ゼロから作っていく、っていうテーマの番組になりました。僕が「うちらのこの裏側、見せてあげようよ」みたいなスタンスというわけではないです。

──バカリズムさんにはプロデューサー的な気質もあるように思えますが……。

僕がプロデューサーではないですよ。プロデューサーさんはテレビ朝日にちゃんといらっしゃいますから。

千葉・マザー牧場で行われた番組ロケのワンシーン。

千葉・マザー牧場で行われた番組ロケのワンシーン。

──この#2では途中から居酒屋に行って、バカリズムさんは「あんまり仕事した感がない」とおっしゃっていました。

あのときは特にそうでしたね。お店に入っちゃって少人数でガチで内容を決めていたので。盛り上げようということでもなく。収録っていう感じがなく、ただの打ち合わせという感じでした。

東京03との話は本当に楽しい

──#3は「青春バカリズムのテーマ曲を作ろう!!」。バカリズムさんと東京03角田さんの2人で、30分という時間制限の中で歌詞と曲を完成させていました。30分というスピードが驚異的でしたが……。

あれは本当に30分です。お互いにゼロの状態で入って、やってみようと。

──お2人の音楽性がだいぶ違うのも楽しかったです。

角田さんは強烈に影響を受けてきたものがあって、僕はそこを通ってこなかったので、音楽性の違いは出ちゃいました。番組的にはポップな感じにしたかったので、いい出来の曲になったと思います。

バカリズム

バカリズム

──#2の企画会議では、このテーマ曲の制作をヒャダインさんや堂島孝平さんに依頼しようなんて案もありましたね。

そうですね。角田さんは友達だから、お願いしたら絶対やってくれるだろうという“押さえ”でした(笑)。もちろん角田さんの作ってくださる曲もすごくいいんですけど、「もうちょっと上を狙ってみない?」という欲が出たんですね。でも勇気が出なくて、角田さんという一番仲のいい人にお願いするのが無難で、気が楽でした。

──続く#4と#7では共に、バカリズムさんと東京03さんが青春についてお菓子を食べながらたっぷり語っています。ファミコンの思い出や「キン肉マン」の話など、さまざまな懐かしい話が展開されていました。東京03さんとは本当に仲がいいのですね。

同世代でライブもずっと一緒にやってきた仲ですから。この回はラジオや楽屋でしゃべっているような感覚で本当に楽しかったです。

──ゲーマーとしても知られるバカリズムさんに、青春時代のファミコンソフトで思い出深いものがあれば、ぜひお伺いしたいのですが。

「ミシシッピー殺人事件」ですね。テレビCMで初めて見て、すごく面白そうに見えたので絶対に買おうと思ったんですよ。豪華客船の中で巻き起こる連続殺人事件を探偵が推理していく、みたいなストーリーで。ファミコンソフトは誕生日のプレゼントとして年に1回しか買ってもらえないから、そのチョイスってけっこう重要なんです。それで「ミシシッピー殺人事件」を選んだら、思ってたのと違う(笑)。でも、それで1年は遊ばないといけない。誰か友達と交換をするときの貸し借りのカードとしても弱い。それで困った思い出があります。

バカリズムと東京03飯塚(左)。

バカリズムと東京03飯塚(左)。

──「青春バカリズム」の中でもファミリーベーシックで困った記憶が語られていますね。

今よりもなかなかソフトが手に入らない時代でした。その代わり、気に入ったらずっとやり続ける。「マリオブラザーズ」を最初に買ってもらったんですけど、ずっとやっていました。

──ちなみに「キン肉マン」で一番好きなシリーズは?

やっぱり「夢の超人タッグ編」ですね。ネプチューンとかビッグ・ザ・武道、のちに正体がネプチューン・キングだとわかるんですけど、そういうのが出てきて、オールスターというか。あのシリーズが友達の間で一番盛り上がっていました。