お笑いナタリー Power Push - 「キングコング:髑髏島の巨神」野性爆弾×吉木千沙都インタビュー

「キングコング:髑髏島の巨神」
野性爆弾×吉木千沙都インタビュー

巨大怪獣だらけの島で3人はどう生き残る?

ハリウッドの若き才能が日本カルチャーへのリスペクトを詰め込んだ大作「キングコング:髑髏島の巨神」が全国公開中。「全編、クライマックス。」と謳われる通り、いっときも目を離せないストーリー展開や大迫力のアクションシーンなどが楽しめる作品だ。

ナタリーでは映画とお笑い、ジャンルをまたいでこの新生「キングコング」の特集を展開している。お笑いナタリーには、キングコングに負けない芸人界随一の暴れん坊・野性爆弾、「キングコング」には欠かせない存在である美女役としてモデルの“ちぃぽぽ”こと吉木千沙都が登場。公開直前イベントでも会場を盛り上げた3人が、初めて「キングコング」を鑑賞した感想や作品の魅力を語った。

取材・文 / 塚越嵩大
撮影 / 福本和洋

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「キングコング:髑髏島の巨神」
2017年3月25日(土)全国公開
「キングコング:髑髏島の巨神」
解説
ストーリー

未知なる生命体の存在を確認しようと、学者やカメラマン、軍人からなる調査隊が太平洋の孤島スカル・アイランド(髑髏島)に上陸した。そこに突如現れたのは、巨大なる島の守護神・キングコング。島を破壊したことで彼を怒らせてしまった人間たちは究極のサバイバルを強いられることに。脅威はキングコングだけにとどまらず、まだまだ多くの巨大怪獣たちが島に潜んでいた。為す術もなく逃げ惑う人間たち。果たして調査隊は島から脱出できるのか──。

スタッフ
  • 監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
  • 脚本:ダン・ギルロイ、マックス・ボレンスタイン、デレク・コノリー
  • 原案:ジョン・ゲイティンズ、ダン・ギルロイ
  • 製作:トーマス・タル、メアリー・ペアレント、ジョン・ジャシュニ、アレックス・ガルシア
  • 製作総指揮:エリック・マクレオド、エドワード・チェン
キャスト
  • ジェームズ・コンラッド:トム・ヒドルストン(日本語吹替:GACKT)
  • メイソン・ウィーバー:ブリー・ラーソン(日本語吹替:佐々木希)
  • プレストン・パッカード:サミュエル・L・ジャクソン
  • ビル・ランダ:ジョン・グッドマン
  • ハンク・マーロウ:ジョン・C・ライリー
  • ジャック・チャップマン:トビー・ケベル
  • ビクター・ニーブス:ジョン・オーティス
  • ヒューストン・ブルックス:コーリー・ホーキンズ
  • グレン・ミルズ:ジェイソン・ミッチェル
  • レグ・スリフコ:トーマス・マン
  • レルス:ユージン・コルデロ(日本語吹替:真壁刀義)
  • グンペイ・イカリ:MIYAVI
  • モーションキャプチャ(キングコング):トビー・ケベル、テリー・ノタリー
「キングコング:髑髏島の巨神」特集
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目と口の中がパッサパサ

──野性爆弾さんとちぃぽぽさんって不思議な組み合わせですね。

くっきー さっき3人で「キングコング」の試写会イベントをやったんですけど……すごく噛み合ってましたよね(笑)。

左からくっきー、ロッシー、吉木千沙都。

左からくっきー、ロッシー、吉木千沙都。

吉木千沙都 野性爆弾さんとは初対面だったんですけど、とにかく面白くて。イベント中もずっと笑ってました。くっきーさんの絵描き歌のところ以外(笑)。(参照:野性爆弾が映画「キングコング」をPR、くっきー「タコのぬめりがすごい」

くっきー あれがメインやったのに?

──「キングコング」といえば1933年公開の第1作からこれまで何度も映画になった題材です。お三方は歴代の「キングコング」を観たことはありましたか?

くっきー 今まで観たことなかったです。

ロッシー テレビで流れているやつをチラッと見たくらいはあったんですけど、ちゃんと観るのは初めてでしたね。3Dだったので、ずっとビビってました。ヒヤヒヤというか。首を傾けたり目を背けたりしながらもアトラクションに乗っている感じで、ずっと楽しかったです。映像観てるって感じがしなかったなあ。

吉木 「キングコング」は初めてで、アクション映画自体もあまり観たことがなかったので迫力に圧倒されました。ずっとテンションが高い作品なので、観ているときは常にアドレナリンがドクドク出ている感じでした。

「キングコング:髑髏島の巨神」より。

「キングコング:髑髏島の巨神」より。

ロッシー あと、キングコングって悪い奴じゃないんですね。

吉木 私もキングコングってずっと悪者だと思っていたんですけど、いい奴なんだなって思いました。好きになりました。

──人間でも、一見怖そうだけど実は優しいっていう男性は結構人気がありますよね。

吉木 好きです。めっちゃいいと思います。そのギャップにやられますよね。

──くっきーさんもそんな印象があります。

吉木 確かにそうかも。本当、中身が優しかったら全然OKですね。

くっきー ホンマですか? 私、連れて街歩けます? 恥ずかしくないですか、私みたいなのが後ろをノソノソついてきてたら。

吉木 全然歩けます。そのメイクを落としていただければ(笑)。

くっきー

くっきー

──ちなみにそのメイクは何を意識されているんですか?

くっきー 日本兵の役をやってたMIYAVIさんです。

ロッシー 全然そんなんじゃなかった気がするけどなあ。

──(笑)。くっきーさんは作品をご覧になっていかがでしたか?

くっきー 凝縮された作品でしたね。にんにく卵黄のような。私、まばたきの数を数えていたんですよ。2時間弱で6回だけでした。そのくらい食い入るように観ていて。口も開いていたんで、目と口の中がパッサパサになっちゃうんですよ。こんなんなったのは「キングコング」と「吉原炎上」くらいですわ。

少年の頃のワクワク感が刺激される

──この作品にはキングコング以外にもいろいろな怪獣が出てきました。

ロッシー 僕が印象に残っているのは、木やと思っていたやつがデッカいナナフシみたいなのの脚だったシーンね。いるはずのない怪獣なんですけど、妙にリアリティがあるのがすごいなと思いました。「自分がアリだったら、こんな感じなんやろなー」とか考えてました。あの怪獣には絶対に遭遇したくないですよ。

「キングコング:髑髏島の巨神」より。

「キングコング:髑髏島の巨神」より。

くっきー 僕は大きなクモみたいなやつの脚をみんなで斬っていくシーンが面白かったですね。「モンスターハンター」やってるみたいで。やっぱり男子は協力プレイに燃えますよ。コントとかでも舞台にあの脚をいっぱい出したいですよね。「デッカいの出てきた!」みたいな。イケそうやな(笑)。

ロッシー アクションシーンもすごくよかったんですけど、みんなでボートを組み立てるシーンも好きでした。男心をくすぐられるというか。あと爆弾とか日本刀とか、武器がいっぱい出てきて、少年の頃のワクワク感みたいなものが刺激される場面が多いです。

くっきー 地盤を調べるために落とす爆弾、めっちゃシブなかったですか? 空中でブーンキュルキュルキュルって回るやつ。あれに乗りたいですよね(笑)。戦闘系のカッコいい場面とかアイテムも多くて。戦争映画が好きなんで、最初のシーンから釘付けになりました。

──やっぱり男性はそういうところに目がいってしまいますよね。子供の頃から怪獣や特撮モノは好きだったんですか?

ロッシー そうですね。ウルトラマンとかゴレンジャーとか仮面ライダーとか……。

くっきー 怪獣いうたら「ゾイド」やなあ。