バナナマン

バナナマン

等身大になってきた

バナナマンが2016年8月に開催した単独ライブ「bananaman live 2016『腹黒の生意気』」。この模様を収めたDVDが2月2日に発売されるのに先がけて、お笑いナタリーではバナナマンへのインタビューを行い、本作に収録されている各コントについて話を聞いた。年齢を重ね、“おじさん”になった今だからこそ等身大でコントの役を演じる2人。それによってキャラクターに厚みが出てきたことや、今までにないタイプのネタに挑戦できた手応えなどを語ってくれた。

また、忙しく駆け抜けた2016年、「一番刺激を受けたもの」を尋ねてみた。その意外な答えとは?

取材・文 / 狩野有理
撮影 / 辺見真也

  • 1119

    411

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
DVD「bananaman live 腹黒の生意気」
2017年2月2日発売 / ホリプロ
「エレ片コントライブ~コントの人9~」
[DVD] 4104円
HPCG-0018
収録内容
収録内容
本編
  • Haraguro no Namaiki
  • cuckoo costume party
  • karaoke
  • panic Attack
  • 赤えんぴつ
  • The pitiful two in the Philippines
映像特典
  • ゲーム
  • クシャミでカップ焼きそばは眉間につくのか?
  • パーカー
  • 仮装体操

若い頃には出せなかったブリーフ姿の厚み

──今回の「腹黒の生意気」は久々の日本語タイトルですね。

設楽統 そうですね。前回までは「Cutie funny」「Love is Gold」「LIFE is RESEARCH」で、それぞれ女、金、仕事がテーマだったんですけど、今回は人の感情、腹の底で何を考えてるのかっていうところをテーマにしています。

バナナマン

バナナマン

──単独ライブの作業としては、テーマを決めるのが最初の行程ですか?

設楽 いや、ビジュアルの撮影です。今回は特に、このDVDのジャケットで俺らが着ているスーツを作ったりしなくちゃいけなかったので、まず先になんとなくのイメージをスタッフに伝えました。いつもテーマやタイトルを決める前に撮影するので、明確なイメージではないんですけど。ちょっと“大人の裏”もありそうな、2人がしゃべっている感じというか。

──お二人はDVDをご覧になりましたか?

設楽 いつも岡宗(秀吾ディレクター)さんにライブ撮影からDVDの編集までやってもらうんですが、あーだこーだ言いながら完パケの直前までは観させてもらいました。

──映像でご覧になった感想を聞かせてください。

設楽 新しいことにもチャレンジしながら、全体的にはタイトル通り、人の腹の中をあらわにするような内容になったなと思います。あとは……もっと練習すればよかったなあ(笑)。

──ライブ当日のエンディングでは「ミスが1つもなかった」と満足そうでしたが。

設楽 あはははは(笑)。言ってました?

日村勇紀 毎回のことですが、映像で観るとまた思うところが出てきちゃうんです。

──日村さんはどうご覧になりましたか?

日村 2人とも大人に、というかおじさんになっていっているので、やっていることが昔よりもバカっぽく見えました。

日村勇紀

日村勇紀

──「バカっぽい」というのはどのあたりですか?

日村 例えば、このDVDの裏ジャケットに載っている僕のブリーフ姿。若い頃からこんな格好はしているんですけど、やっぱりおじさんならではの妙な哀しさがある。

設楽 それが面白味になってるよね。若くてボディがペラペラの奴がやっても面白くない。

日村 そうそう。歳を重ねて“できあがってる奴”がやるキャラクターの厚みってあると思います。

──今回はどれくらいの期間、稽古されましたか?

日村 1カ月くらい稽古場にいました。

設楽 がっつりね。いつもは会議室で1週間くらいやってから稽古場に入るんですが、今回は少し早めに稽古場に入りました。

──出前で取るカレーのトッピングだったり、過ごしやすいスウェットだったり、毎回稽古場で流行るものがあるとお聞きするんですが、今回ブームになったものはありますか?

設楽 一番流行ったのは豚肉の鍋じゃない?

日村 そうだね。料理をけっこうやりました。

設楽 IHのコンロを稽古場に導入して。鍋に豚肉とネギとエノキと豆腐を入れて、それに花鰹と大量にすった生姜、生醤油をバーっとかけて食べるんです。

設楽統

設楽統

日村 これは流行りましたねー。なんなら家でもやりました。「あれ食いてえなあ」って無性に思って。打ち上げもそれでよかったくらい(笑)。

設楽 俺も正月、実家に帰って2日目の飯どうするかってなったときにその鍋やったもん。

──かなりお気に入りだったんですね。ぜひ料理のポイントを教えてください。

設楽 生姜をいっぱい入れたほうがいいです。あと流行ったものといえば、流しそうめんをやりました。日村さんが家庭用のコンパクトな流しそうめんの器械を買ってきてくれて。

日村 俺が“流し屋”でね(笑)。「うまいなこの人は、流すのが」って言われていました。