Wi-Fi-5「始まりのカレッジ」PR

Wi-Fi-5×小林司

Wi-Fi-5×小林司(「ミスiD」実行委員長)

バラバラな5人の個性が光る「ミスiD」出身アイドル

5人組アイドルグループ・Wi-Fi-5がデビューシングル「始まりのカレッジ」をリリースした。講談社主催のオーディション「ミスiD 2016」「ミスiD 2017」のファイナリストからなる彼女たちは、正統派のビジュアルを持ちつつ年齢も国籍もバラバラで、メンバーそれぞれが強い個性を放っている。今回音楽ナタリーではメンバー5人と「ミスiD」の実行委員長である小林司へのインタビューを実施。メンバーのパーソナリティを掘り下げつつ、グループの特徴やデビューシングルについて聞いた。また特集の後半にはメンバーによる手書きメッセージを掲載。自己アピールなどを自由に書いてもらった。

取材・文 / 近藤隼人
撮影 / 玉井美世子

Wi-Fi-5「始まりのカレッジ」
2017年11月8日発売 / アルテメイト
Wi-Fi-5「始まりのカレッジ」

[CD]
1300円 / XQMQ-1011

Amazon.co.jp

収録曲
  1. 始まりのカレッジ
  2. lovely shooting star
  3. 始まりのカレッジ(TV Version)
  4. 始まりのカレッジ(-Instrumental-)
  5. lovely shooting star(-Instrumental-)

どういうグループなのか、まだわかってない

──最初に、それぞれの自己紹介をお願いします。

Wi-Fi-5

Wi-Fi-5

高野渚 高野渚です。中学3年生の15歳です。

紗英 紗英です。よろしくお願いします。

トミコ クレア トミコ クレアです。アメリカから来ました。17歳です。

さぃもん さぃもんです。中国から来ました。

白鳥来夢 白鳥来夢です。中学1年生の12歳です。鳥が大好きです。よろしくお願いします。

小林司 まだコールとか入った自己紹介はないんだっけ? 「なんとかって呼んでください、せーの!」みたいな。来夢とか得意そうじゃん。

白鳥 メンバー内では「やる気、元気、白鳥です」って言ってます。

小林 韻は踏んでないんだ(笑)。

さぃもん 私たちがそういう挨拶を言うグループなのかも、まだわかってないんです。

普通の14歳にはないエモさがある

──自己紹介をしていただいたところで、1人ずつのパーソナリティを掘り下げていきたいと思います。まずは高野さん。「ミスiD 2017」でファイナリストに残ったときに、小林さんは“得体の知れぬスケール感”があるとコメントされています。

小林 あのときはまだ14歳だったんだよね。今よりちょっと小さいくらいで、背も高くて。14歳って普通はアホみたいなことしてる歳頃じゃないですか。

白鳥 来夢、来年アホになるじゃん!

小林 来夢は正しく育ってて、本来そうなるべきなんですよ。高野の場合は2歳からモデルをやってて、物心付いてからは東京に来て仕事して。本来の14歳の悩みってせいぜい「部活大変だなあ」とかだと思うんですけど、高野は全然違うレベルにいたんです。身長が160cm超えてて大人びてるし、普通の14歳じゃないなというエモい感じがあって。

高野 エモいってなんですか?

高野渚

高野渚

小林 エモーショナルな、感情を揺り動かされることを表す言葉と言うか。グッと来るけど言葉にならないことってあるでしょ?

高野 ……。

小林 あんまないか(笑)。でも高野に自覚がなくても、審査員はみんなエモさを感じて心を打たれたんですよ。

──高野さんには、自分にエモさがあるという自覚はないんですね?

高野 ないですね。普通に生きてます。学校では周りのほうが大人だなと感じることが多いですし。私は思ったことをすぐに言っちゃうんですよ。もっと考えてしゃべらないとなって。でも、そもそも友達がそんなにいないし。あんまりいらないって言うか。

紗英 みんなそうなんですよ(笑)。

小林 1人で孤立しちゃっても大丈夫な子だから、空気読まなかったりもするのか。でも、それはみんなもだよね。

紗英 Disってます?(笑)

小林 いやいや(笑)。「ミスiD」自体が、みんなで群れるという感じのものでもないからね。高野が大人っぽく見えるのは、そういうところがあるからなのかな。でも自分では「そんな大人っぽくないです」と思ってるんでしょ?

高野 中身は子供です。

さぃもん でもグループの中で一番おとなしいと思います。もっと生意気してもいいんじゃないかなって。

紗英 15歳と話してる感じしない。すごいちゃんとしてて、挨拶もちゃんとするし。

小林 プロフェッショナル感があるよね。芸歴が長いからかな。

高野 あと、3歳からやってるバレエも厳しくて。絶対に先生に挨拶しに行かなきゃいけないんです。

──小林さんは「ミスiD 2017」のときに、「スケール感に年齢が追いついてない気がする」ともコメントされていますね。

小林 そのときの高野の夢は女優とモデルだったんですよ。モデルでは160cm以上あることはいいことなんですけど、14歳だとまだ幼い役が多いし大人っぽい演技ってそんなに必要じゃなくて。だからあと2、3年あっていいと思ったんです。今ジャストじゃなくても、2、3年後にいい役が来るんじゃないかなと。17、18歳になった頃に年齢が見た目に追い付く気がしたんですよね。

Wi-Fi-5の紗英が増えただけ

──続いて紗英さん。昨年5月に日比谷公園で開催された「ミュージックパーク 2016」というアイドルイベントでビールの売り子をやって、“日比谷のさえちゃん”としてネットで話題になりましたが……。

紗英 絶対、その話来ると思った!

小林 そりゃ来ますよ(笑)。

──お話を伺ううえで避けられない話題かなと(笑)。“日比谷のさえちゃん”として話題になったあと、「ミスiD2017」を受けたときはどういう心境だったんですか?

小林 受けようと思って3回くらい踏みとどまったんだよね?

紗英 受けるまでがすごく面倒くさいタイプで(笑)。エントリーのページまで行って止めてっていうのを3回くらい繰り返しました。でもInstagramで「100年後にはもういないから、楽しいことからやればいい」「止めたいなら止めればいいけど、怖いなら止めるんじゃない」という言葉を見つけて。日比谷の一件があったときに、私はどんどんTwitterのフォロワーが増えていくことに恐怖を感じて、あれをまた繰り返すのかと思ったら怖かったけど、歌って踊るだけがアイドルじゃないという「ミスiD」のコンセプトに惹かれて受けました。でも、結局今歌って踊ってるっていう(笑)。

紗英

紗英

小林 佐久間(宣行)さんが「選考期間中もずっとぐるぐる悩んで、遠回りして、立ち止まる。でも最終的には一段上がってる。そんな、螺旋階段みたいに自信を付けていく姿はカッコよかったです。こういう人が一番強いんですよね。最後は」と鋭いコメントをしていて。エレベーターやエスカレーターには乗れないけど、螺旋階段のように回っているようで結局上がっているんですよね。何をやろうがぐるぐる回るタイプで、経験がないからすべての未来に対して自信がないと思うんですけど、未来に対して100%納得できる答えなんてないから挑戦したほうが絶対よくて。今の仕事に骨を埋めると決めてるわけでもないだろうし、やりたいことがいっぱいあって迷うだろうけど、どれを選んでも正解なんです。ぐるぐる回りながらも努力をしていくのが紗英という女の子のよさですね。

──今の小林さんのお話を聞きながら、紗英さんは何度も頷いてましたね。

紗英 今も自分の中では肩書が増えただけという認識なんです。Wi-Fi-5の紗英が増えただけで。いろんなことを全部やりたいと思っていて、「アイドルになりました」というよりは「アイドルもやってます」という気持ちです。まだぐるぐる回ってる途中なんです。