SPYAIR「KINGDOM」PR

SPYAIR

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東京ドームを照準に奏でる“デカいロック”

SPYAIRが5thアルバム「KINGDOM」をリリースする。2015年11月に発表した前作「4」以降の約2年間、キャリア最大規模のアリーナツアー「真冬の大サーカス」、山梨・富士急ハイランド コニファーフォレストで3度目となる単独公演「JUST LIKE THIS 2017」を成功させるなど、活動の規模を拡大してきた彼ら。その間にリリースされてきたシングル「THIS IS HOW WE ROCK」「RAGE OF DUST」「Be with」「MIDNIGHT」を収録した本作には、東京ドームでのステージを新たな目標に掲げたSPYAIRの強い決意が込められている。

今回音楽ナタリーではメンバー全員へのインタビューを実施。彼らの言葉を通じて「4」以降の活動の手応え、「KINGDOM」の制作過程を紐解いていきたい。

取材・文 / 森朋之
撮影 / 上山陽介

SPYAIR「KINGDOM」
2017年10月11日発売 / Sony Music Associated Records
SPYAIR「KINGDOM」初回限定盤A

初回限定盤A [CD+DVD]
3990円 / AICL-3411~2

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SPYAIR「KINGDOM」初回限定盤B

初回限定盤B [2CD]
3700円 / AICL-3413~4

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SPYAIR「KINGDOM」通常盤

通常盤 [CD]
2800円 / AICL-3415

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CD収録曲
  1. THE WORLD IS MINE
  2. RAGE OF DUST
  3. MIDNIGHT
  4. スクランブル
  5. 君がいた夏
  6. THIS IS HOW WE ROCK
  7. BRING IT ON ~Battle of Rap~
  8. Don't Look Back
  9. Brand New Days
  10. C!RCUS
  11. Goldship
  12. Be with
初回限定盤A DVD収録内容

Music Video

  • THIS IS HOW WE ROCK
  • RAGE OF DUST
  • Be with
  • MIDNIGHT
  • THE WORLD IS MINE

Making of Music Video

  • THIS IS HOW WE ROCK
  • RAGE OF DUST
  • MIDNIGHT

Live

  • 君がいた夏
    Live at Fuji-Q Highland Conifer Forest 2016.7.30
  • Brand New Days
    Live at Yoyogi National Stadium First Gymnasium 2017.1.21
初回限定盤B CD収録曲

Acoustic Sessions

  • サムライハート(Some Like It Hot!!)
  • RAGE OF DUST
  • Be with
  • Supersonic
  • Stand by me

収録曲「スクランブル」がPlayStation®4 / PlayStation®Vitaサムライ乱戦アクションゲーム「銀魂乱舞」テーマソングに決定!

Music Video「スクランブル -銀魂乱舞 編-」

目の前のことを1つひとつやってきた

──まずは前作「4」以降の活動を振り返ってみたいと思います。キャリア最大規模のアリーナツアー、3度目の富士急ハイランド公演を成功させるなど、活動の規模は確実に大きくなっていて。皆さんもいい手応えを感じているんじゃないですか?

UZ(G) うーん、どうなんですかね。自分たちとしては、目の前のことを1つひとつやってきた感覚なんですけどね。

KENTA(Dr) うん。地道にやってました。

IKE(Vo) 大事なのはしっかり続けることだと思ってるんですよ。例えば富士急ハイランドのイベントもできれば毎年やりたいと思っているし、続けていれば前年のライブと比較されるじゃないですか。常に前の年を超えていかなくちゃいけないプレッシャーもあるけど、それによって成長できるので。今年もいっぱい演出を考えてたんですよ。でも……。

KENTA 雨が降りまして(笑)。

IKE 演出も変更せざるを得ないものもあったし、マイクは音を拾わなくなるし、アコギのサステイン(音の伸び)はゼロだし(笑)。いろいろあったけど、なんとかやり切りました。

IKE(Vo)

IKE(Vo)

UZ そうやって少しずつ進んでる感覚なんですよ。いきなり掛け算が起こるわけもないと思っているので。ちょっと進んで、下がって、また進んで……。

MOMIKEN(B) なんとかしがみ付いてます(笑)。

──すごく地に足が付いてますね。もっと「いい感じでやれてます!」というテンションかと思ってましたが。

KENTA いやいやいや(笑)。

UZ もう少し浮かれたいですけどね、僕らも。

──でも、SPYAIRの活動が順調なのは間違いないと思うんです。フェスやイベントで知名度を上げるのではなく、流行りのダンスロックにも乗らず、単独公演を続けることで好状況を作っているのは素晴らしいなと。

UZ なるほど。フェスも全然好きだし、タイミングが合えばどんどん出たいと思ってるんですけど、だからと言って(フェスの観客に)自分たちの音楽を合わせるのは違うと思っているのは確かですね。「SPYAIRが鳴らすべき音楽がある」というのは、メジャーデビューから7年経って、なんとなく肌で感じられるようになっているので。

IKE うん。

UZ 「こういう音楽をやれば自分たちも気持ちいいし、お客さんにも喜んでもらえる」というところがわかってきたと言うか。それは今のフェス文化とは違うし、トレンドみたいなものも気にしてないです。自分たちがやるべき音楽に対して、以前よりも誇りを持てるようになったのも大きいと思います。

IKE デカいことをやりたいバンドなんですよ、SPYAIRは。そこに向かって恥ずかしげもなく突き進めているし、「自分たちはこのやり方で行くんだ」と吹っ切れたタイミングもあったので。サブカルチャーの要素はないし、オシャレなこともできないんですから、僕らは(笑)。

UZ そこは欠落してますね(笑)。

IKE そういう音楽も好きですけどね。ただ、もし自分たちがそれをやったら、一時的には楽しめても続かないと思うんです。今はいい感じで自分たちがやりたい音楽をやれているし、それを続けていきたいんですよね。もちろん、もっともっと大きい場所も目指したいし。

SPYAIRは常に背伸びしてきたバンド

──2015年12月には東京ドームでのライブを新たな目標に掲げましたからね。あえて明言するところがSPYAIRらしいなと。

IKE めちゃくちゃ大変な目標ですけどね(笑)。

UZ 何か目標があったほうがいいんですよ。SPYAIRは常に背伸びしながら活動してきたバンドだし、大きな目標がないと進めないので。まあ、東京ドームは背伸びし過ぎたかもしれないですけど(笑)。

KENTA 背伸びじゃ足りないかもね。垂直跳びしないと(笑)。

UZ それがモチベーションになると思うんですよね。お客さんに対して「一緒に東京ドームに向かっていきましょう」と言うことがバンドを続けていく理由にもなるし。

UZ(G)

UZ(G)

IKE 東京ドームって、誰でも知ってる有名な会場の1つじゃないですか。自分たちもそうだし、お客さんにとってもわかりやすい高みだと思うんですよね。

MOMIKEN 何度も下見に行って、ステージに立つイメージだけはできてるんですよ(笑)。

UZ あとはやるだけっていう。SPYAIRはデビューした頃から、いろんな人に「お前らは東京ドームに行けるバンドだ」って言われて続けているんです、実は。その言葉を聞いてるうちに「そうなんだ?」って(笑)。

──それくらい期待されていたということですよね。東京ドームで映えるロックバンドになれるはずだっていう。

MOMIKEN そう思ってもらえてるのはうれしいですね。確かにすごくデカい目標ですけど、僕らも「絶対に行けない」とも思ってないので。

IKE 東京ドームでライブをやるっていう目標を立てたら、どうやったら行けるのかを考えて、足りないところを埋めていくだけなので。それはアルバムの制作やライブにもつながっていくし、活動全体に芯が通ると思うんですよね。それはすごく重要なことだなって。