I Don't Like Mondays.「SUMMER」PR

I Don't Like Mondays.

I Don't Like Mondays.

4人がたどり着いた“モノクロ”のバンドサウンド

I Don't Like Mondays.が、夏をテーマにした新作CD「SUMMER」を6月7日にリリースした。

4人の絢爛なイメージを投影したこれまでのビジュアルとはガラリと異なるシンプルなアートワークからもうかがえる通り、「SUMMER」はバンドの新章を感じさせる1枚に仕上がっている。音楽ナタリーでは、この作品のリリースを記念してアイドラのメンバー全員にインタビューを実施。3月に先行配信された「PRINCE」やリードトラックの「On my way」「Shape of love」といった新曲についてはもちろん、バンドの現在の心境などもじっくり話してもらった。

取材・文 / 田山雄士
撮影 / 須田卓馬

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I Don't Like Mondays.「SUMMER」
2017年6月7日発売 / 日本コロムビア
I Don't Like Mondays.「SUMMER」初回限定盤

初回限定盤 [CD+DVD]
3888円 / COZP-1304~5

Amazon.co.jp

I Don't Like Mondays.「SUMMER」通常盤

通常盤 [CD]
1728円 / COCP-39906

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CD収録曲
  1. On my way
  2. Shape of love
  3. PRINCE
  4. TONIGHT(KSUKE Remix)
  5. WE ARE YOUNG(from AL「TOKYO」)
  6. Freaky boy(from AL「FASHION」)
  7. MEMORIES(from miniAL「PLAY」)
初回限定盤DVD収録内容

LIVE@2016.11.19 Zepp DiverCity

  1. Fashion
  2. Sorry
  3. Stranger
  4. Marry me
  5. Crazy
  6. Freaky boy
  7. Game over
  8. Girlfriend
  9. Don't look back
  10. Tonight
  11. Life

「チャラいバンドだね」で終わっちゃうのは納得いかない

──アイドラの歩みとしては、2枚のフルアルバム「TOKYO」「FASHION」を作って、初のワンマンツアーを終えてというところですけど、最近は何か状況が変わってきてたりしますか?

(Vo) これまではけっこう気張って曲を作ってたんですよ。「この曲で絶対に有名になる!」みたいな。でも、なんかそういうんじゃないなと思ってきました。もっと楽しみたいというか。今考えると「TOKYO」は初めてのフルアルバムだったので、「自分たちの持ってるものすべてを出そう!」って気合いを入れすぎてましたね。だけど、そこで至らなかった部分を「FASHION」で表現できたことで、結成当初に描いてたものはひとまずやり終えた感覚があって。だから、ストイックにバンドをどうにかしようと思うんじゃなくて、曲を作ること自体を楽しむというか、リラックスしたフレッシュな心境なんです。

兆志(G) ストイックすぎると、疲れちゃうんだよね。4人で集まって曲を作るんですけど、できなくてつらくなったりして(笑)。デビュー前にやりたかったタイプの曲はもう初期の頃に出せてるし、それなら気張ってすごい曲を作ろうとするんじゃなくて、自然と好きな感じの曲を作れればいいのかなって。

I Don't Like Mondays.

I Don't Like Mondays.

秋気(Dr) デビュー当時は、いわゆる一般的なバンド像を覆していくところに面白さを見出してたもんね。普通のバンドがやらないようなMVや音作りにトライすることって、新しいと思ったし。でも、その中で僕らが思い描いてたイメージ通りに受け取ってもらえなかったりも当然あるわけで。ひと通り可能性を広げて、世間からのフィードバックも受けて、ここであえてシンプルに立ち返ってみたくなったんです。今年の頭からは、逆にバンドっぽさについて考えてますね。

謙二(B) もうちょっとライブ感を出していきたいんですよね。だから、「PRINCE」のMVでも演奏シーンをいつもより増やしたし、「このバンドのライブ楽しそうだな、観てみたいな」って思ってもらえるアプローチをしたい。今のアイドラはそういう時期に来てるのかなと。

──では、初回限定盤のDVDでライブ映像(2016年11月の東京・Zepp DiverCity公演)が観られるのも、バンドの今を反映した仕様ということなんですね。

 まさに! 僕らのことをバンドだと認識してる人が意外と少なかったりもしますからね。男性ボーカルグループに見られたり、事務所が作り上げたバンドって言われたりもする。「曲も作ってなくて、演奏もしてないんじゃないの?」みたいな。ま、これは自分たちがあまのじゃくなせいもあるんですけど(笑)。もともと根が真面目すぎるっていうコンプレックスがあって、今まではヘンにそういうところを見せたくなくて、曲もビジュアルも楽しさだけを心がけて演出してきたんです。

──でも、その時期は終わった?

 はい、1回終わりましたね。せっかく好きで組んだバンドだし、「チャラいバンドだね」で終わっちゃうのはもったいないし、納得いかない。ワイワイ騒ぐだけじゃない、今まで出してこなかった面を見せていきたいと思ってます。実際、僕らの私生活も性格もパリピとは程遠いものなので(笑)。ライブのMC1つ取っても、もっと自然体でありたい。

──考えすぎないというか。

秋気 最初の頃はめっちゃ考えてたね。

 本当だよね! 昔はこういうインタビューのときも、事前にみんなで「こう聞かれたらこう答えよう」みたいに打ち合わせしたりしてたんですよ。逆に言えば、そうやって真剣だったからこそ今はナチュラルな心境に近付けて、4人共バンドの状況なんかをスッと答えられるのかもしれない。

悠(Vo)

悠(Vo)

──新しいアーティスト写真とジャケット写真でモードチェンジは感じてましたが、今の話を聞いてしっくりきたところが多いです。

 改めてそう言われると、ちょっと恥ずかしいですけどね。わかりやすくナチュラルさとバンドっぽさを意識してますから。今までの華やかではっちゃけたイメージがあるがゆえに、このシリアスなトーンはすごく面白いと思う。