HOTSQUALL「ALRIGHT!!!」PR

HOTSQUALL

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18年目に鳴らすハッピーなパンクロック

HOTSQUALLがニューアルバム「ALRIGHT!!!」を10月18日にリリースする。

バンドにとって約5年ぶりのフルアルバムとなる今作は、「ライブを加速させるような熱量のあるもの」、そして「ハッピーになれるもの」を目指して作られた作品。結成から15年以上が経った今、“ライブ”“ハッピー”という彼らの原点と言えるテーマに改めて立ち返った理由とは? メンバー3人に話を聞いた。

取材・文 / 小林千絵
撮影 / 後藤壮太郎

HOTSQUALL「ALRIGHT!!!」
2017年10月18日発売 / ONIONROCK RECORDS
HOTSQUALL「ALRIGHT!!!」

[CD]
2484円 / ONION-1007

Amazon.co.jp

収録曲
  1. Daylight
  2. Just Be Alright
  3. With The Burning Heart
  4. Calling
  5. In The Summer Night
  6. Like A Rolling Stone Blues
  7. Rockin' Teens
  8. No Fun
  9. Revenge Of The Honey Bee
  10. Nice Day Sunshine
  11. Black Paradise
  12. Shining One
  13. The Voice
  14. Let's Get It On

ライブを加速させるようなハッピーになれる作品に

──約5年ぶりのフルアルバム「ALRIGHT!!!」の手応えはいかがですか?

チフネシンゴ(G, Vo) 自分たち的にちゃんと納得いくものができたんじゃないかなって。納得いくものを作るって意外と難しいんだけど、今回はテーマを絞って「こういうものを作りたい」と思って作ったから、それに沿った作品がちゃんと作れたという実感があって。いつもは“切り取って作ってる”って感じ……「今こんな気持ち」とか「こういうネタがある」っていうのを形にしていくんだけど、今回は「ライブをもっと加速させるようなすごい熱量のある、ハッピーになれるようなものを作りたい」って最初に思って。それをテーマに作っていったから、ちゃんと思った通りのものが作れたって手応えがある。

HOTSQUALL

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──「ライブを加速させるような熱量がある、ハッピーになれるようなものを」という構想はいつ頃から思い描いていたんですか?

チフネ 具体的に話したのは今年の頭だよね。合宿中。

アカマトシノリ(Vo, B) うん。福島に山ごもり合宿をしに行って。最近どんなバンドが好きかとか、一緒に観に行ったパンクロックのイベントについての「あれヤバかったよね」みたいな話をすり合わせていったら「あ、俺たちこういうの作りたいんじゃないの?」みたいなものが見えてきて。

チフネ 「俺らはお客さんに何を求められてて、こういうふうに見られていて、でもこういうふうに見てる人もいるよね」というのを出し合いながら、その中で「俺たちはこういうことがやりたい」っていうことの答えを出そうと思って。今回のアルバムではそういうものが作れたよね。

チフネシンゴ(G, Vo)

チフネシンゴ(G, Vo)

ドウメンヨウヘイ(Dr, Cho) うん。

──その答えとは具体的に言うとなんだったんでしょうか?

チフネ 爆発力とか熱量のあるライブ。あとアカマのボーカルは優しい声でしっとり歌うよりは吠えているほうがいいよねっていうことだったり。俺らは「ウワー!」って汗かいてやりたいし、そういう曲でハッピーになりたいし、それでお客さんもハッピーにしてあげたい。それが俺たちの思うパンクロックだよねって。

感情が吹き上がるライブがHOTSQUALLのパンクロック

──「ライブを加速させるようなアルバム」がテーマということですが、HOTSQUALLはこれまでもずっとライブをやっていたし、作品も出していて。その中で今回、改めてライブをテーマに作品を作ったのはなぜなんでしょうか?

チフネ アルバムはひさしぶりだけど、作品はずっと出してて。ライブではその中から曲を選ぶんだよね。「この曲やったら盛り上がるかな」とか「今日は初めましてのお客さんも多いからこれかな」とか「ワンマンだし、この曲やったら喜んでもらえるな」とか。で、どういう曲を選ぶことが多いんだろうと思ったら、一緒に盛り上がれる曲、ハッピーになれる曲だったんだよね。「Believer’s Hi」(2016年4月発売のミニアルバム)のレコ発ツアー最終日に新代田FEVERでやったワンマンのときに、それに気付いて。「じゃあそういう曲を作ろう」と。アカマはオニオン(「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL-」。HOTSQUALLが2015年から主催している野外イベント)がきっかけだって言ってたよね。

──やっぱり「ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL-」はバンドにとって特別な存在ですか?

アカマ うん。野外フェスを主催するのって夢だったし、その夢の舞台で、千葉を背負って、その日の最後に出てくる。そこでは「俺らのライブってこういうものだよね」というライブができるんだよね。小手先のライブじゃ何も残せないなと思うから。そこで不器用なりにも「俺らがこれをやったら負けえねえぞ」というものが見えてきて。

アカマトシノリ(Vo, B)

アカマトシノリ(Vo, B)

──「これをやったら負けないもの」とは?

アカマ この3人で出す熱量かな。熱量と言ってもいろんな表現の仕方があると思うんだけど、俺らの場合は、“突き抜けて泣いたり笑ったりできる”って言うか。感情がドーンと吹き上げたうえであふれ出すみたいな。「泣かせよう」と思ってるわけでもないし、無理に「笑っていこうぜ」とか言ってるわけでもなくて、ドーンと“突き抜けた”うえで、気付いたら涙が出てたとか、逆にめっちゃ笑ってたみたいな。それが俺たちの言うパンクロックじゃないかって改めて気付いて。

──確かにHOTSQUALLのライブって、泣きながらダイブをしているお客さんが多いですよね。

チフネ あー、確かに。こっちも感動するね。

アカマ 俺らもカッコいいライブを観たときに、「イエーイ」って感じの気持ちだけじゃなくて、なんかグッときて涙が出ちゃうんだよね。ステージに立ってるときも同じで、別に悲しいとかそういうことじゃないのに、グッときて涙が出そうになる。そういうのってお客さんにも伝わってるんじゃないかなと思うことあるよね。

──ドウメンさんはライブを特に意識するようになったきっかけは何かありますか?

ドウメン 俺もオニオンですね。やっぱあそこの景色ってすげえ特別なものだし、1年後もまた見たいなって思うし、あそこであの景色をもっといろんな人に見てほしいなとも思う。野外のイベントは昔からやりたかったから、あそこに立ったときの喜びはやっぱり特別なものがある。

ドウメンヨウヘイ(Dr, Cho)

ドウメンヨウヘイ(Dr, Cho)

アカマ オニオンロックならではの空気が出てるんだよね。お客さんもその雰囲気を楽しもうとしてくれるし、出てくれるバンドもすごく気持ちを高めてきてくれるから。とにかく高揚感があってすごくハッピー。

チフネ 実際、すげえあったかいと思う。「愛にあふれてる」って使い古された言葉かもしれないけど、オニオンには愛があふれてる自負がある。だからこそ俺らも最後に登場するバンドとして、主催のバンドとして、覚悟とか責任みたいなものが今まで以上に出るようになったかな。