DEPAPEPE「COLORS」PR

DEPAPEPE

DEPAPEPE

無謀な2人がたどり着いた1つの確信

インスト音楽でありながらも、歌詞が浮かんでくるような流麗なメロディの展開や、爽快な気分にさせるアコースティックギターのセッションで、今や海外でも人気の高いDEPAPEPE。完成した約3年ぶり8作目となるオリジナルアルバム「COLORS」は、これまでのDEPAPEPEの魅力を集約させながらも、都会的な要素を感じさせるナンバーや高揚感のあるグルーヴに心が高ぶるものなど、多彩な表現を楽しめる内容になった。

結成15周年を迎えてなお、DEPAPEPEの音楽性が今後さらに進化していくことを予感させる1枚を作り上げた彼ら。音楽ナタリー初登場となる今回は、「COLORS」に込めた思いや15周年を迎えた現在の心境について、三浦拓也と徳岡慶也に話を聞いた。

取材・文 / 松永尚久

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DEPAPEPE「COLORS」
2017年4月12日発売 / SME Records
DEPAPEPE「COLORS」初回限定盤

初回限定盤 [CD+DVD]
3600円 / SECL-2129~30

Amazon.co.jp

DEPAPEPE「COLORS」通常盤

通常盤 [CD]
3100円 / SECL-2131

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CD収録曲
  1. Color
  2. Letter from the forest
  3. Girl
  4. Diary
  5. Soda
  6. J.D.P.
  7. 小鳥のキャロル
  8. 旅立ちの日
  9. Reflection
  10. My Hometown
初回限定盤DVD収録内容

Daiwa Sakura Aid presents DEPAPEPE ワンマンライブ 日比谷野外大音楽堂 THE MUSIC CIRCUS!!~雨男 VS 野外2016~ダイジェスト「6月11日 晴れました!」

  1. 星の数だけ願いは届く
  2. S.E.L.
  3. START

「アコギのインスト」で音楽やることが無謀ですよね

──今年で結成15周年を迎えられたそうですね。

三浦拓也 そうみたいですね(笑)。僕ら自身はあんまり実感がないんですけど……。というより、そもそも結成が本当に15年前だったかすら記憶があいまいでして。2人で「結成しよう!」という話をちゃんとしたことあるのかなってくらいなんです(笑)。

DEPAPEPE

DEPAPEPE

──DEPAPEPEサウンドというと「歌えるくらいメロディアスなアコースティックギターのインストサウンド」というイメージを持つ人が多いと思うのですが、結成当時からそれは一貫しているのでしょうか?

徳岡慶也 もともと同じライブハウスでバイトしていたのがきっかけで結成したんですけど、その時点から音楽性に変わりはないですね。そこを目指して結成したので。

──結成当初って、お二人はどんな感じだったのでしょう?

三浦 その頃僕はまだ10代だったので、まず社会人としてしっかりしていなかったなって。DEPAPEPEと共に、自分の人間性も成長できたと思いますね。演奏に関して言えば、当時は荒っぽさがあるものの、勢いはありましたね。それは今では表現できない部分なのかもしれません。

徳岡 そもそも、当時アコースティックギターのインストで音楽をやろうと思ったことが無謀ですよね。今だったら絶対にやろうとは思わない(笑)。とにかく難しくて、奥の深いことだとわかったから。でも、あの頃の勢いがあったからこそ今のDEPAPEPEがあるんだと思います。

「さわやかで聴きやすい」イメージに留まるつもりはない

──15年活動してきて、特に進化した部分はどこにありますか?

徳岡 僕らはずっと「歌はないけど、歌えるインスト音楽」を目指して活動してきたんですけど。徐々に、その音楽が濃いものになってきていますね。それは単純に年齢や経験を重ねたおかげだと思います。あとは2人の中に阿吽の呼吸ができてきて、ライブで多少のミスやズレがあっても動じなくなりました(笑)。「そうきたならこう演奏しよう」と、軌道修正ができる。そこで生まれる楽しさも見出すことができるようになりました。

──お互い、どんなところが成長していると思いますか?

徳岡 ライブの構成は三浦くんに任せられるようになりましたね。僕は曲作りに集中したいタイプなので、お客さんの前で演奏する際は彼を信頼できるようになりました。

三浦 徳岡さんは結成当初から演奏が洗練されていたんですけど、今でも進化し続けているところが素晴らしいなって。新しいフレーズを積極的に取り入れるとか、常に前を向いて挑戦されている姿を見ていると刺激を受けます。

三浦拓也

三浦拓也

──完成した約3年ぶりのオリジナルアルバム「COLORS」は、まさに進化し続けるDEPAPEPEの今を表現した1枚です。

徳岡 DEPAPEPEに対して皆さんが持っている色のイメージと、僕らが感じている色のイメージって、必ずしも一致している訳ではないと思うんです。つまり、聴いてくださる人は「さわやかで聴きやすいメロディ」が特徴だと思ってくださっているかもしれないんですが、僕らはいつまでもそこにいるつもりはなくて。とは言えいきなりイメージを変えるのではなく、「今後いい感じに歳をとっていけるかな」っていうような、階段の第一歩を踏めたアルバムになったと思います。

三浦 うん。それと今回は、過去の作品以上に温かみのあるものにしようとした意識はありますね。リラックスした状態でアルバムを楽しんでもらいたいという思いで。ギターに関しても楽曲のテイストに関してもいろんなチャレンジができたから、さまざまなカラーのある内容に仕上がったんじゃないのかな。