cinema staff「シネマのキネマ」「熱源」PR

飯田瑞規(cinema staff)×清水エイスケ(Age Factory)×井上竜馬(SHE'S)×エンドウアンリ(PELICAN FANCLUB)

飯田瑞規(cinema staff)
× 清水エイスケ(Age Factory)
× 井上竜馬(SHE'S)
× エンドウアンリ(PELICAN FANCLUB)

鳴らしたい音楽を貫く純粋さ「シネマのキネマ」座談会

cinema staffが5月19日に東京・東京キネマ倶楽部にて自主企画イベント「シネマのキネマ」を開催する。

昨年11月以来2回目の開催となる今回の公演にはcinema staffに加え、Age Factory、SHE'S、PELICAN FANCLUBが出演。音楽ナタリーではcinema staffの飯田瑞規(Vo, G)、Age Factoryの清水エイスケ(Vo, G)、SHE'Sの井上竜馬(Vo, Key, G)、PELICAN FANCLUBのエンドウアンリ(Vo, G)による座談会を企画し、それぞれの関係性や共通点、イベントへの意気込みなどを語り合ってもらった。

また特集の後半では、5月17日にニューアルバム「熱源」をリリースするcinema staffへのストレートインタビューを実施。オルタナティブな音楽性やマインドを解放しながらも、ポピュラリティを満たす全10曲が収録されている本作について話を聞いた。

取材・文 / 三宅正一
撮影 / 西槇太一

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cinema staff 自主企画「シネマのキネマ」

2017年5月19日(金)東京都 東京キネマ倶楽部

<出演者>
cinema staff / Age Factory / SHE'S / PELICAN FANCLUB

cinema staff「熱源」
2017年5月17日発売 / ポニーキャニオン
cinema staff「熱源」初回限定盤

初回限定盤 [CD+DVD]
4104円 / PCCA-04537

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cinema staff「熱源」通常盤

通常盤 [CD]
2808円 / PCCA-04538

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CD収録曲
  1. 熱源
  2. 返して
  3. pulse
  4. souvenir
  5. メーヴェの帰還
  6. 波動
  7. el golazo
  8. diggin'
  9. エゴ
  10. 僕たち
初回限定盤DVD収録内容
  • 前衛懐古主義 part1 東京編@2016.10.17 LIQUIDROOM
  • 「エゴ」Music Video
  • 「返して」Music Video
  • 「ビハインド」Music Video
  • 「pulse」Music Video Document

飯田瑞規(cinema staff)×清水エイスケ(Age Factory)×井上竜馬(SHE'S)×エンドウアンリ(PELICAN FANCLUB)座談会

リベンジ戦としてAge Factoryを誘った

──「シネマのキネマ」は今回で2度目の開催となるわけですが、まずはcinema staffの飯田さんからこのイベントのコンセプトを改めて聞かせてもらえますか?

飯田瑞規(cinema staff) はい。僕らcinema staffはこれまで対バン相手に先輩のバンドや憧れのバンドを誘うことが多かったんです。その一方で、ここ数年は後輩のバンドから対バンに誘ってもらうことも多くて、そこで今まで感じたことのない刺激があったのが1つ。あとは10年以上バンドをやってきて、少なからず僕らに影響を受けていると公言してくれる後輩のバンドが増えていて。そういったことを自主企画イベントとして形にできたらという思いで「シネマのキネマ」を始めました。第1回の「シネマのキネマ」のあとにはIvy to Fraudulent GameのツアーでHalo at 四畳半を含めたスリーマンをやったんですが、これは「シネマのキネマ」から生まれたつながりで。そういう意味でも第1回からすごく意味のある企画になったなと思っています。

──なるほど。では、今回3組にはどういった経緯でオファーを出したのでしょうか?

飯田 まずAge Factoryはお互い知っている関西出身のバンドが多くて、そのつながりで以前から仲よくしてる関係なんです。去年の7月にAge Factoryの地元である奈良のライブハウス、NEVER LANDでの対バンに呼んでもらったんですが、実はそのときのライブが自分的に納得いかない出来で。僕らのライブのあとにAge Factoryのライブを観て完全に負けたと思ったんですよ。それが悔しくて、今でも鮮明に覚えていて。だから、個人的にはリベンジ戦としてAge Factoryを誘わせてもらいました(笑)。

左から飯田瑞規(cinema staff)、清水エイスケ(Age Factory)、井上竜馬(SHE'S)、エンドウアンリ(PELICAN FANCLUB)。

左から飯田瑞規(cinema staff)、清水エイスケ(Age Factory)、井上竜馬(SHE'S)、エンドウアンリ(PELICAN FANCLUB)。

──Age Factoryとしては、そのときの対バンにはどのような気持ちで臨んだんですか?

清水エイスケ(Age Factory) 僕たちは前々から、自分たちのホームグラウンドであるNEVER LANDに先輩を呼ぶツーマンライブを開催しているんです。地元に好きなバンドを呼んで、自分たちのお客さんとそのバンドのカッコよさを共有したいという思いが一番にあって。その上でただお招きするというよりは、全力で迎え撃って、呼んだバンドに危機感を覚えてもらうくらいの感覚で対バンしています。だから、今、瑞規さんが言ってくれたことは僕らとしては本望というか、うれしいですね。

──してやったり、だったと。

清水 してやったりでしたね(笑)。

──飯田くんはリベンジのために呼んだと言ってますが。

清水 めっちゃ怖いですね(笑)。

飯田 彼はうちのギターの辻(友貴)とよく飲んでるんですよ。

清水 はい。辻くんと初めて会ったのは高校生のときなんです。LOSTAGEのライブを観にNEVER LANDに行ったんですけど、辻くんも来ていて。6、7年前かな?

飯田 僕が彼に初めて会ったとき絶対に年齢のサバを読んでると思いましたよ。今でもこんな落ち着いてる22歳いないですよね。

清水 あははははは(笑)。

──ホントに超然とした雰囲気を持ってますよね。

清水 いや、全然落ち着いてないですよ(笑)。

音楽に感じるカッコよさや美しさに共通点がある

──SHE'Sについてはどのような経緯で誘ったんでしょうか?

飯田 SHE'Sとは去年の春にツアーに誘ってもらって、渋谷CLUB QUATTROで対バンをしました。cinema staffとは楽器編成もサウンドの色も違うから、お客さん的には共通項がないように感じるかもしれないけど、僕的にはSHE'Sの音楽性でありピアノロックバンドとしてのあり方が素直にカッコいいなと前から思っていて。CopelandやWalking Ashlandとかのピアノロックバンドを聴いてきたから曲に聴きなじみもあるし、実際にライブを観たら歌メロも含めて楽曲の完成度が高いなと思ったので今回誘わせてもらいました。

飯田瑞規(cinema staff)

飯田瑞規(cinema staff)

──その言葉を受けて井上さんはどうですか?

井上竜馬(SHE'S) 光栄です。僕らとしてもcinema staffの音楽に感じるカッコよさや美しさにSHE'Sとの共通点があると思ってツアーの対バンに誘わせていただきました。そのときにcinema staffのライブを観て迫力に気圧されて、自分たちのライブでは序盤かなり緊張しました。

飯田 井上くんは関西人のノリというか、キャラがずるいなと思いましたね。顔と音楽性とキャラのギャップがずるい。これは人気出るでしょう、と(笑)。

井上 いやいやいや(笑)。

──PELICAN FANCLUBとも以前から関係があったんですか?

飯田 いえ、PELICAN FANCLUBとは今回が初の対バンになるんですけど、もともとバンド名は知っていたし、音源を聴かせてもらって僕らとルーツが似ているところがかなりあるんじゃないかと思って。例えばRadioheadとかSonic Youthとか。

エンドウアンリ(PELICAN FANCLUB) 確かにRadioheadはすごく好きだし、Sonic Youthもサーストン・ムーアに憧れて、彼のギターの弾き方や変則チューニングを研究していた時期がありました。飯田さんとは今日初めてお会いしたので、この対バンをきっかけに音楽の話をじっくりしてみたいですね。

飯田 お互いめっちゃ仲のいい共通の友人がいて。pollyの(越雲)龍馬なんですけど。

清水 あの問題児ね(笑)。

飯田 それもあって初めて会った気がしないですね。

エンドウ 僕が最初にcinema staffを聴いたのは「CHANGEUP E.P.」というデモCDで、ライブも何回も観に行ったことがあります。あと「第12感」という曲が好きで、すごく熱心に聴いてました。だから、今回「シネマのキネマ」に誘ってもらったのはとても感慨深いですね。

飯田 そう言ってもらえるとうれしいですね。