ASPARAGUS「ASPARAGUS」PR

ASPARAGUS × the band apart

ASPARAGUS × the band apart

5年7カ月ぶり新作「ASPARAGUS」の魅力にバンアパ荒井&木暮が迫る

ASPARAGUSが9月27日に6thフルアルバム「ASPARAGUS」をリリースする。前作「PARAGRAPH」から実に5年7カ月ぶりとなるファン待望の新作アルバムが完成したことを記念して、音楽ナタリーではASPARAGUSの渡邊忍(Vo, G)、一瀬正和(Dr, Vo)、原直央(B, Vo)へのインタビューを実施。さらに聞き手には盟友the band apartの荒井岳史(Vo, G)と木暮栄一(Dr)を迎えた。この組み合わせは、2年半前にバンアパがアルバム「謎のオープンワールド」をリリースした際、アスパラの渡邊がインタビュアーとして参加してくれた特集(参照:the band apart「謎のオープンワールド」特集)がきっかけ。荒井と木暮が事前に用意したメモを参照しながら投げかける、愛のある鋭い質問に注目してほしい。

取材 / 荒井岳史、木暮栄一、高橋美穂
文 / 高橋美穂
撮影 / 西槇太一

ASPARAGUS「ASPARAGUS」
2017年9月27日発売 / 3P3B Ltd.
ASPARAGUS「ASPARAGUS」

[CD]
3024円 / 3P3B-81

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収録曲
  1. i want ya
  2. SHALL WE DANCE?
  3. MAY BE OR MAY BE NOT
  4. LOST SHEPHERD
  5. BAD CAROL
  6. 小さな一歩
  7. SUGAR
  8. STOP DOO WOP
  9. BLUE人
  10. MESSED UP
  11. THAT'S WHY
  12. gn8

なぜ5年7カ月かかったのか

──「謎のオープンワールド」リリース時のインタビューを読み返すと、荒井さんと木暮さんが「次は自分たちが忍さんにインタビューをしたい」と発言していて。

渡邊忍(Vo, G / ASPARAGUS) あれは何年くらい前だっけ?

荒井岳史(Vo, G / the band apart) 2年ちょい前ですね。

渡邊 「来年にはアルバム出すから」みたいな話をしてたんだよね。でも、全然出なかった。はい!(笑)

ASPARAGUS、荒井岳史(Vo, G / the band apart)、木暮栄一(Dr / the band apart)。

ASPARAGUS、荒井岳史(Vo, G / the band apart)、木暮栄一(Dr / the band apart)。

──(笑)。なので2人には、アスパラのメンバーにガンガン質問をぶつけていただきたいと思います。

木暮栄一(Dr / the band apart) 俺ら1曲ずつ感想をメモってきました。

渡邊 おお! ちなみに、今回のアルバムの曲順は直央さんが叩き台を作ってくれたの。

原直央(B, Vo / ASPARAGUS) 作業はものすごいスムーズでしたよ。

渡邊 直央はセトリも考えるのがうまいのよ。“叩き台のプロ”(笑)。

木暮 へえ。じゃあ、1曲ずつ聞く前に……。

荒井 俺が今回のインタビューのイントロダクションを。まず、前のアルバムからめちゃめちゃ時間が空いたじゃないですか。これ、なんでですか?

一瀬正和(Dr, Vo / ASPARAGUS) まあまあ、大事な質問だよね。5年7カ月ぶりだし。

荒井 忙しかったんだと思うんですけど。

渡邊 いや、忙しかったからじゃなく、考えすぎちゃったんだと思う。バンアパにもそういう時期があったと思うけどさ、考えすぎると何も出せなくなるって言うかね。もう、「どうやって曲を作るんだっけ?」っていうところまで行っちゃって。でも最終的には、ライブで何年も前からやってる曲以外は1カ月以内くらいでバーッとできた。「考えんのやめた!」って頭になったらできたんだよね。

荒井 直央さんと一瀬さんは期間が空いたことについてどう思ってるんですか?

一瀬 俺は期間が空くのに慣れてるって言うか。そもそも曲を作るのってすっごい大変だから、「曲ができたとき、アルバムができる」っていうスタンスでいるの。前回の「PARAGRAPH」だって4年ぶりだったし、例え10年空いてもなんとも思わなかったと思う。ちなみに今回特に面白かったのは、スタジオで曲を作ったことだね。前までは忍がフォーマットを作っていたんだけど、今回はひさびさにスタジオで3人で「ここはこうしたい、ああしたい」って言い合う作業をやったんだよね。

荒井 直央さんはどうですか?

 間が空いたことに関しては同じで。慣れてるって言うと語弊があるかもしれないけど、ASPARAGUSがアルバムを出すペースはずっとこんな感じだから。けっこう会場限定CDとかを小出しにしていたこともあって、自分の中ではやってる感はあったんだよね。

──3人でスタジオで曲を作るっていう方向性はどのようにして生まれてきたんでしょうか?

渡邊 以前はデモを作ってそれを2人に渡すような形で作ってたんだよね。宅録を始めてから調子こいちゃって(笑)。で、今回3人で曲作りをしたのは、デモを作って聴かせる作業が面倒くさくなって。長い付き合いの2人だから、弾き語りを聞かせるだけでもわかってくれるだろうし。あとは新しいアイデアがあったら2人にどんどん出してほしかった。そのほうがバンドっぽくなるからね。デモを先に聴かせると、その印象から逃げられなくなっちゃうんですよ。今は自分たちの中でレコーディングブームが来ていて、スタジオに3人で入って、エンジニアまで自分がやっちゃうかって。でも「俺たちの塊を見せてやろうぜ!」みたいに強い意志でそれをやっているって言うよりは、自分たちの中のブームに従ってる感じ。セルフタイトルにしたのも、3人で作ったからっていう後付けなんだよね。

渡邊忍(Vo, G / ASPARAGUS)

渡邊忍(Vo, G / ASPARAGUS)

──1カ月くらいでバーッと曲ができたとおっしゃってましたが、そのスイッチを押されたきっかけはあったんですか?

渡邊 いや、「やっちゃうべ!」っていうだけです(笑)。

──気持ちだけですね(笑)。

渡邊 気持ち大事ですよ! あと、カッコいい、カッコ悪いっていうのも、時代とか気分とかで変わっていくっていうことが大人になってわかってきて。「3人がいいって思えばそれでいい」って思えたことで曲作りのハードルが下がったんですよ。僕、「最近の邦楽の雰囲気はどうなんだろう? 洋楽は?」ってディグっちゃうんですよね。でも、そのうちに何がやりたいかわかんなくなっちゃうし、聴いたところで自分でやれるわけじゃないから。かと言っていろいろ機材をそろえたからいい曲ができるなんてわけもなくて、結局マイバディから出てくるもんなんで(笑)。

the band apart「Memories to Go」
2017年7月19日発売 / ASIAN GOTHIC LABEL
the band apart「Memories to Go」

[CD]
2900円 / asg-037

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