あいくれ

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立川から全国へ届ける「初めましての手紙」

東京都立川市を拠点に活動するロックバンド・あいくれが初の全国流通盤となるミニアルバム「アンシャンテの手紙」を3月22日にリリースする。

あいくれは、ゆきみ(Vo)の歌唱力と表情豊かなサウンドを武器に各地で話題を集めてきた3人組バンド。「初めましての手紙」という意味を持つタイトルを冠したこの作品について、メンバー3人に話を聞いた。

取材・文 / 小林千絵
撮影 / 山川哲矢

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あいくれ「アンシャンテの手紙」
2017年3月22日発売 / ACID RAIN / SPACE SHOWER MUSIC
「アンシャンテの手紙」
[CD] 1620円
DDCR-1010
収録内容
収録曲
  1. ノンフィクションドラマ
  2. 回顧展の林檎
  3. シロツメクサの指環
  4. 愛を注ぐ
  5. リビルド

ゆきみの独断と偏見で集まった3人

──音楽ナタリー初登場となるので、まずバンドの結成の経緯を教えてください。

ゆきみ(Vo) 高校1年生のときに同じ部活動に入った3人で組みました。軽音楽部という名前ではなかったんですけど、バンドをやる部活動があって。その同級生の中から、私が一緒にやりたいと思ったメンバーを誘ったのが始まりです。

──そのときからこのメンバーだったんですか?

ゆきみ そうですね。ギターとドラムはずっと一緒です。

こめたに(Dr) もう8年来の仲ですね。

──この2人を選んだ理由はなんだったんですか?

ゆきみ まずドラマーに関しては、高校からドラムを始めるっていう人が多かったんですけど、こめちゃん(こめたに)は中学生のときに吹奏楽部に入ってたから経験者で。群を抜いて叩けてたんです。

こめたに そのときはね(笑)。

ゆきみ そのときは(笑)。ギターの小唄は完全に見た目の雰囲気で選びました。

小唄(G) それっぽい、みたいな?(笑)

あいくれ

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こめたに だから「こういう音楽をやりたくて集まった」とかいうバンドとかじゃないんですよ。

ゆきみ 独断と偏見でゆきみが選んだって感じなので(笑)。最初はコピーバンドで、舞台もない音楽室とか、体育館とかでライブしてましたね。

──なんのコピーをやってたんですか?

こめたに RADWIMPS、チャットモンチー、椎名林檎さんとかですね。

──ゆきみさんはそういうバンドに憧れていたんですか?

ゆきみ いや……そもそもバンドの曲をあんまり聴いたことがなくって。ただ「歌が歌いたい」「自分の歌う場所が欲しい」みたいな気持ちでその部活に入ったので、コピーすることになって初めてRADWIMPSを聴きました。

ゆきみのルーツはクラシックとayu

──作品を聴かせていただいても、正直、3人の音楽的ルーツが全然見えなくて。

ゆきみ そうでしょう(笑)。

こめたに うん。難しいと思います。

──ですので、それぞれの音楽的ルーツを教えてもらえますか?

ゆきみ ゆきみは4歳からピアノを習っていて、大学も音大で。ずっとクラシック一色だったので、ルーツはクラシックになると思います。

──なるほど。先ほど「歌を歌いたくて部活に入った」と言っていましたが、そのときはどういうものを歌いたかったんですか?

ゆきみ 特にこういうのが歌いたいというのはなかったんですけど……歌ってカラオケとかで普通に歌うじゃないですか。そんな感じです。

──カラオケで歌うのが楽しかった?

ゆきみ そんな感じで……あの……浜崎あゆみさんとかが好きでした。

ゆきみ(Vo)

ゆきみ(Vo)

──へえ! これまた意外なところが出てきましたね。

こめたに 元ギャルなんですよ。

ゆきみ そうなんですよね。ヤン中(ヤンキーの多い中学校)で……ayuとか、もうギャルの神様なので。って、これ書かないでください!

こめたに 大丈夫っす! 面白いんで!

ゆきみ いやいやいや、地元の友達が読んだら「お前なんてギャルの端くれにも置けねえよ」みたいに言われちゃうかもしれないです(笑)。

こめたに ギャル界のヒエラルキーは下のほうだったんだね。

ゆきみ はい……(笑)。