ビデオパスPR

「君の名は。」配信記念特集

「君の名は。」配信記念特集

成田凌、テッシーに寄り添った日々語る

新海誠が監督を務め、約250億円の興行収入を記録した「君の名は。」が、auの動画配信サービス・ビデオパスで配信されている。新海が描き出す美しい光や風景、ロックバンドRADWIMPSによる主題歌と劇伴、主演を務めた神木隆之介や上白石萌音の演技などが多くの人々に支持された。

映画ナタリーでは、本作の特集を3回にわたって展開。第1弾では、ヒロイン・三葉の同級生である勅使河原克彦を演じた成田凌にインタビューを実施した。オーディションからアフレコ現場まで制作の裏側を語ってもらったほか、俳優としての信念も明かしてもらった。

取材・文 / 伊東弘剛
撮影 / 入江達也
ヘアメイク / 宮本愛
スタイリング / 伊藤省吾

「君の名は。」
2017年7月26日(水)配信開始
「君の名は。」
ストーリー

1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控える日本。山深い田舎町に暮らす三葉は、町長である父の選挙活動や家系の神社の風習に縛られた生活にうんざりしていた。都会への憧れを強くしていく日々の中、三葉は自分が東京の男の子になる夢を見て、念願だった都会での生活を満喫する。一方、東京で生活する瀧は、山に囲まれた町で自分が女子高生になっている夢を見る。不思議な夢を繰り返し見る中で、記憶が抜け落ちていることに気付いた2人は、お互いが入れ替わっていることを理解する。残されたメモなどを通してケンカをしながらも入れ替わりを楽しみ、相手のことを気遣い始める三葉と瀧。そんな2人だったが、ある日を境に入れ替わりが発生しなくなり、連絡が取れなくなってしまう。瀧は三葉に会う決心をし、山奥の町を目指すが、そこには驚愕の事実が待ち構えていた……。

スタッフ

脚本・監督:新海誠
キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:RADWIMPS

キャスト

立花瀧:神木隆之介
宮水三葉:上白石萌音
勅使河原克彦:成田凌
名取早耶香:悠木碧
藤井司:島﨑信長
高木真太:石川界人
宮水四葉:谷花音
奥寺ミキ:長澤まさみ
宮水一葉:市原悦子

新海監督に会える日が来るなんて想像もしてなかった

──成田さんは「君の名は。」に勅使河原克彦役で出演されています。出演の経緯を教えてもらえますか?

オーディションです。新海監督に会えるのが本当に楽しみでした。普段のオーディションは合格するぞという気持ちで行くんで、自分としては珍しく、今回は難しいかもと思いながら会場に向かっていたのを覚えています。当日、Vコンテの一部を見せてもらったんですけど、それがもう面白そうだったんですよ。

成田凌

成田凌

──オーディションのとき役は決まっていたんですか?

僕は何も知らなかったんですけど、「この坊主の男の子のオーディションです」と現場で知らされて。そのテッシー(勅使河原)の絵を見てより自信がなくなったんです。自分と似てなくて。けどいざ演じてみたら、ハマったというか、何よりすごい楽しかったんです。

──Vコンテのシーンに合わせて演じたんですね。

はい。会場には新海監督をはじめスタッフの方々がズラッと並んでいて、その中で演じたんです。そうしたら僕の演技を新海監督やスタッフさんが「いいね」って褒めてくださって。テッシーが三葉や早耶香と下校している場面で、三葉と早耶香が地元・糸守の悪口を言いまくっている中、テッシーが「お前らなあ」って注意するところをやったんですけど。その言葉のあと、三葉と早耶香に「何!」って返されたときのテッシーの反応を少しふざけた感じで演じてみたんです。そうしたら新海監督から「その反応は想像になかったですね」と言ってもらえて。本番でもその返しが残っています。あとテッシーが2人と自販機の前でしゃべってるシーンもやりましたね。

「君の名は。」より勅使河原克彦。

「君の名は。」より勅使河原克彦。

──普段からオーディションでアドリブを入れていくんですか?

アドリブというかリアクションは大切にしています。本や資料をしっかりと読んで臨むことと同じぐらい。俳優をやっている分、仕事の中でリアクションを取ることが多いんです。「君の名は。」のオーディションのときも俳優として声優のオーディションを受けていたから、その反応が返せたのかもしれません。

──新海監督がそこにいたからその反応が出たんだと思いますか。

そうですね。会場を出るとき新海監督が声をかけてくださって、すごいうれしかったです。まず新海監督に会える日が来るなんて想像もしていませんでしたし、声をかけていただけるなんて。あとこれは収録が終わったあとなんですけど新海監督が「オーディションで成田さんに出会えたことが、この作品の1つの大きなジャンプだったかもしれません」と言ってくださって、その言葉もすごくありがたかったです。

ボロ泣きしたVコンテは何回観たかわからない

──新海監督を知ったきっかけはなんだったんですか?

初めて観たのは「言の葉の庭」ですね。劇場で観たんですけど、面白くって、そこから過去の作品も観ていきました。「言の葉の庭」は劇場で3回は観ました。

──「言の葉の庭」は2013年の公開作ですね。

観たときの僕と主人公のタカオくんが年齢的に近かったこともあり、感情移入できて。2人の関係にも共感できましたね。あと歳上好きとしてもたまりませんでしたし、新宿御苑行きてーと思いました(笑)。

──そんな新海監督の作品への出演が決まったとき、どう思われたんですか?

待っている間、なかなか結果が決まらないみたいな話を小耳に挟んで。けっこう焦らされましたね(笑)。そのあと、僕に決まったと連絡がきて「よしよし」と(満足げな顔で)。オーディションが終わったタイミングで「よしやろう!」って演じる気満々だったので。

成田凌

成田凌

──決まったあと台本を読んだんですよね?

読んでみたら、とんでもないものができあがりそうだなと。そのあと新海監督と監督の奥さんが声を当てているVコンテが届いて。もうボロ泣きでしたね、本当によくって。

──台本を読んだときの印象を超えていたと。

はい。もうこれはヤバいと。新海監督の演技がまたうまいんですよ。ちゃんと三葉の気持ちになっていたりして。

──それは観てみたいです。

僕の宝物です。しかも4種類ぐらいあるんですよ。徐々に画がきれいになったり、音が追加されたりしていくんですけど。アップデートされるごとに完成が近付いていることが実感できて、モチベーションがどんどん上がっていきました。それもあってVコンテは何回観たかもうわからないです。特に自分のところは本当に信じられないくらい観て練習しているので、映画館で観たときも無意識にブツブツとセリフを言っちゃってましたね。

auビデオパスとは

ビデオパス」は映画(洋画・邦画)やドラマ、アニメなどさまざまなジャンルの映像作品を視聴できる、auスマートフォン向けの動画配信サービス。最新のレンタル作品や月額562円(税抜)の見放題プランに加え、会員登録不要の無料作品もご用意。見放題プランは、毎月もらえる「ビデオコイン」を使って追加料金なしで毎月1本の最新作品を視聴でき、初回登録時には30日間無料でお試し視聴できる。