大泉洋が主人公のモデルに!塩田武士による小説「騙し絵の牙」発売

2017年8月22日 4:00 1069 マイナタリーで開く

大泉洋を主人公のモデルにした小説「騙し絵の牙」が8月31日に発売される。

「騙し絵の牙」表紙 著者:塩田武士 写真(モデル):大泉洋 発行:KADOKAWA

「騙し絵の牙」表紙 著者:塩田武士 写真(モデル):大泉洋 発行:KADOKAWA

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左から塩田武士、大泉洋。

左から塩田武士、大泉洋。

「罪の声」の作家・塩田武士が取材と執筆に4年を費やして完成させた本作。出版業界を舞台に、大泉本人をモデルにした主人公の雑誌編集長・速水が組織に翻弄されていく姿が描かれる。本作の企画の始まりは、大泉が自身のエッセイを担当していた編集者に、自分が主演で映像化できそうなオススメの小説はないかと頻繁に尋ねていたことから、見かねた編集者が「大泉さんを主人公としてイメージした本をつくります!」と言ったこと。出版社と作家に加え芸能事務所、そして俳優が一体となり、発案当初から映像化を見据えてプロジェクトが進められた。塩田は大泉の出演する映画やバラエティ番組、舞台を観て、語尾や会話の間、どのような方法で笑いを取っているかを徹底的に分析したという。

大泉は「今回速水というやたらかっこいい雑誌の編集長が出てくるのですが、あくまで塩田さんが私をイメージしたらこうなったというキャラクターです。たいがいダメなお父さんを演じるのが多い私ですが、今回は実に大人なかっこいい男で、 この速水に扮してカバーも撮影しました。中にも私の写真が入っておりまして、私の写真集と言っても過言ではございません!」とコメントを寄せている。

大泉洋 コメント

今回「騙し絵の牙」のカバーを担当させてもらいました。
もともと私をイメージして塩田さんが小説をお書きになられたというちょっと変わった作りの小説です。
そもそも、この「騙し絵の牙」の発案の出発点というのが、雑誌「ダ・ヴィンチ」の表紙に出るとき、おすすめの本を一冊選ばなければならなかったことなんです。私は表紙撮影がある度に、「大泉エッセイ」を担当してくれていた同編集者に、いつも「お薦めの本、ない?」と、聞いていたんです。“映像化されて、私が主演をできるような小説”をと。それを、毎回訊かれるのが、彼女はめんどくさくなったんでしょうね。「じゃあ、もう大泉さんを主人公としてイメージした本をつくります!」と言ったのが始まりなんです。
今回速水というやたらかっこいい雑誌の編集長が出てくるのですが、あくまで塩田さんが私をイメージしたらこうなったというキャラクターです。たいがいダメなお父さんを演じるのが多い私ですが、今回は実に大人なかっこいい男で、この速水に扮してカバーも撮影しました。中にも私の写真が入っておりまして、私の写真集と言っても過言ではございません!
でも今、何より怖れているのが、この小説が映画化されたとき、速水役が私ではない、ということです。映画館で「特報」を観て、「騙し絵の牙」ってタイトルが出てきてるのに、主演俳優が違っていて「あー! 俺じゃない」って。
本書の帯のキャッチに<最後は“大泉洋”に騙される>ってあるんだけれど、<最後は“大泉洋”が騙される!>って。実はそれが“騙し絵の牙”だったんだと。それだけは避けたいですね。

塩田武士 コメント

実在の俳優、それも唯一無二の役者をアテガキにして小説を書く──。
芸能事務所の方と編集者と打ち合わせを続け、「完全アテガキの社会派小説」という未知の世界を前に何度もプロットを修正。新時代のメディア・ミックスに備えました。もちろん、大泉さんとも打ち合わせをし、その場で非常に鋭く厳しい読者目線のアドバイスをいただいたことにより、物語はさらに進化しました。それぞれの立場で、真剣に作品について考え続けた結果、私のイメージを遥かに超えた「小説の核」が出来上がったのです。
さらに主人公の速水輝也と大泉洋さんの「完全同期化」を目指し、私は大泉さんの映画やバラエティ番組、舞台を観て、語尾や会話の間、どのような方法で笑いを取っているかを分析しました。作品中に速水が接待でモノマネをするシーンがありますが、それはほぼ全てが大泉さんのレパートリーです。改めて実感しました。こんな振り幅の大きい俳優はいない、と。
取材、執筆に4年。今は「もうできることはない」という清々しさが胸の内にあります。「物語の内容が現実とリンクしていく可能性がある」──そう気づいたとき、読者の皆さまはどんな未来予想図を描かれるでしょうか?
本を愛する全ての人たちへ。さぁ、新しい扉を開いてください。

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