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「日ペンの美子ちゃん」服部昇大インタビュー

「日ペンの美子ちゃん」
服部昇大インタビュー

パロディ作家から公式へ!
時事ネタやりたい放題な最新型「美子ちゃん」の舞台裏

“初代”中山星香も当時の秘話を語る!初代×6代目のコラボマンガもあるよ

日本ペン習字研究会のイメージキャラクター「日ペンの美子ちゃん」が、1月にリニューアルを遂げた。これまで5人の作家によって描かれてきた「美子ちゃん」の6代目を描くのは服部昇大。服部は以前から、「美子ちゃん」のパロディキャラクターで日本語ラップについて解説するマンガ「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」をWebや同人誌などで発表している。そんな服部にパロディから公式に“昇格”した経緯やその心境を語ってもらった。

また今回の特集には、矢吹れい子名義で1972年から1984年まで初代「美子ちゃん」を描いた中山星香も登場。現在では「妖精国の騎士」や「花冠の竜の国」シリーズで知られる作家となった彼女に、「美子ちゃん」を執筆していた当時の思い出を聞いた。記事末では服部描き下ろしによる6代目美子ちゃんと初代美子ちゃんのコラボマンガが実現しているほか、中山描き下ろしによる初代美子ちゃんイラストも掲載しているので、インタビューと併せて楽しんでもらいたい。

取材・文 / 松本真一

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あなたが見ていたのはどの美子ちゃん?>歴代「日ペンの美子ちゃん」紹介

主に少女マンガ雑誌の裏表紙に掲載されていた「日ペンの美子ちゃん」。これまで6人のマンガ家やイラストレーターによって描かれており、「字がきれい」という共通点を除いては性格や絵のタッチもバラバラだ。ここでは歴代「美子ちゃん」の特徴を紹介する。

初代美子ちゃん(1972~1984) / 矢吹れい子
初代美子ちゃん(1972~1984) / 矢吹れい子
中山星香がデビュー前に別名義で執筆した初代は、恋とオシャレに忙しい、いつも元気で前向きな女の子だ。SFや英国文学が好きな一面も持ち、J・R・R・トールキンの「指輪物語」を愛読している。歴代美子ちゃんの中でもっとも多くのボーイフレンドがいたモテモテキャラ。
2代目美子ちゃん(1977~1984) / 森里真美
2代目美子ちゃん(1977~1984) / 森里真美
初代担当の中山がデビューした後、中山のアシスタントを務めていたデビュー前の聖原玲音が別名義で引き継いだのが2代目。初代より大人っぽい外見が特徴で、マスコットの動物も猫からウサギに変更された。初代とは会社の先輩・後輩という関係だ。
3代目美子ちゃん(1984~1987) / まつもとみな
3代目美子ちゃん(1984~1987) / まつもとみな
まつもとみなは、「爆笑戦士!SDガンダム」などで知られ、アニメーターとしても活躍する佐藤元の別名義。3代目は当時のアニメのようなタッチで描かれ、体型は3~4等身となっている。「ワープロのマイコ」「マンガ字のマコ」といったライバルとの対決シーンも登場している。
4代目美子ちゃん(1988~1999) / ひろかずみ
4代目美子ちゃん(1988~1999) / ひろかずみ
作画は、本業はイラストレーターであるひろかずみ。4代目は学校の成績はイマイチな体育会系で、ロマンスも少ない。またこれまで美しい文字でサクセスしてきた先代たちに比べ、宛名書きを大量に押し付けられるなど、美文字が原因によるトラブルが多い苦労人体質。
5代目美子ちゃん(2007~2016) / 梅村ひろみ
5代目美子ちゃん(2007~2016) / 梅村ひろみ
Webで公開され、3作のみで終了。パソコンやメールが普及した時代だからこそ、手書きのラブレターを推奨していた。マンガだけでなく、主に展覧会の看板や、Webのアイコンなどのイラストで活躍した。
6代目美子ちゃん(2017~) / 服部昇大
6代目美子ちゃん(2017~) / 服部昇大
Twitter上で週刊ペースで更新される最新の美子ちゃん。ペンにリンゴを刺して世界進出の予感を感じさせたり、“星野川源”という歌手のファンだったりといった旬の時事ネタを惜しげもなく取り入れるスタイルは、SNSとの相性が抜群だ。

なお5月16日から5月30日まで東京・中野ブロードウェイ3階にあるギャラリー・墓場の画廊で開催される「日ペンの美子ちゃん原画展」では、初代から6代目までの原稿を展示している。加えて会期中は服部のイラストを使用したグッズも発売される。

「日ペンの美子ちゃん原画展」
日程:2017年5月16日(火)~5月30日(火)
時間:12:00~20:00
会場:墓場の画廊
住所:東京都中野区中野 5-52-15 中野ブロードウェイ3F
入場料:無料
「日ペンの美子ちゃん原画展」グッズ